4日目① アルファベット・アベニュー~イーストビレッジ~サウスブロンクス
2005年 06月 03日
togoのアパートがbet 1Ave&2Ave だから、1st Aveの隣がアベニューA。順にB,C,Dとなる。
なのでアパートからすぐ。プロジェクト(低所得者住宅地)のわき道を抜けるとアベニューAだ。
tgoから、このアルファベット・アベニューはちょい昔までは危険な低所得者のエリアだったということを聞く。
現在はかなり安全になり、A,Bくらいにはお洒落なバーや雑貨が並んでいるとのこと(Cから先は住宅地しかなく無意味。)
後日調べると、この、のどかなイーストビレッジそのものも、60年代までは反政府・反権力、麻薬がはびこる暴動の街だったらしい。
アップタウンや家賃が高騰した別のエリアからアーティストらが逃げてきて、別の人種も移住し始め、現在の形になったという。
アルファベット・アベニューは特に危険な区域とされ、「アベニューAはAlert(注意)、BはBeware(用心)、CはCaution(警戒)、そしてDはDanger(危険)またはDeath(死)」とか、A, B, C, Dを一括りにして、「Always Beware, Coke & Dope(常に用心、コカインと麻薬)」なんて語呂合せがあったらしい。
この先にTompkins Square Parkがあるが、この公園も1980年代に、麻薬取引、デモ、ホームレスで溢れる公園として数年にわたり閉鎖されてきた公園とのこと。
そんなトンプキン・スクエア・パークだが、俺が帰国する日の2日後の日曜には“HEAT”という昼間開催の無料パーティー(ダンスホール、レゲトン、HIPHOP、CRUNK)があるらしい(フライヤーを発見)。
NYにはけっこう無料パーティーがあるらしく、BROOKLYN HIPHOP FESTIVAL @BROOKLYN BREWERY YARD williamsburgは6月18日の土曜にBRAND NUBIANやLITTLE BROTHERなどが出演し、VIRGIN mobiliと、X BOXがスポンサードして、fatbeatsにチケットを取りに行くと入場無料らしい。
HOUSEではBODY & SOULのJOE CLAUSSELLがFORT GREENE PARKというBROOKLYNの公園で完全フリーパーティーを夏の間開いていて、マジで盛り上がるらしい。これからNYに遊びに行く方は要チェック。つーか行きたかった!
yuca bar(アベニューA、ランチは5.95ドル)で遅い朝飯をとる。
自分でオーダーしてみるのがドキドキして楽しい。
1Ave沿いの雑貨店。水道がFUNKY。
MIKE JONESから50cent、UNIVERSALのSOUTH青田買いetc…。
ryomaは昨日発見したDr JAYSでショッピングしに行くっつーことで別行動に。
俺はブロンクスに行ってみようと6線に乗る。ちょっと時間が遅すぎたな。
普通に雨が降ってんだけど、傘さしてんのは俺だけ。みんなBLACKで、俺だけ黄色くて傘さしてりゃあ目立ちます…。ロックオンされちゃいます。
…つーかお前ら傘させよ!小降りでもないんだからさぁ。
後で聞くと、基本的にBLACKは傘をさす習慣が薄いらしい。みんなベースボールキャップ被ってるけど。(冬は革ジャン着てるから傘をさす奴も比較的多いらしい?。
ほんとBLACKばっかで、地域によってホント人種が違うなと思う。女性はたまに傘さしてるけど基本的にはフード被ってます(笑)男はささない。
プエルトリカンのスタッフが多い狭いCD屋に入る。やはりレゲトンが絶好調だが、一緒に並べられているのがHIPHOPじゃなく、SALSAや、コロンビア・クラシカ、ラテン音楽全般のCDなどで、ココは正規盤がほとんどで値段は安くない。それぞれのジャンルのオススメを一枚づつ買う。
狭いのに近所のおばちゃんが真ん中で井戸端話をしだしてレジまで行けない(笑)おばちゃんは世界共通DANE!
帰りがけにアジア系のシンガーのCDをスタッフが見せてきて、「You?」と聞いてくる。いや違うから!
チャイニーズの歌謡曲みたいだが、1.99ドルコーナーにあったため、フィリピン系らしきCDと一緒に買ってみる。今NYで中南米が熱いのは、それだけ移民がいるってことだね。
by omnifactor
| 2005-06-03 14:47
| NYC REPORT 2005