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NY travel in June, 2005 that became initial experience


by omnifactor

4日目④ crobar“DJ sasha Fundacion”~ミッドタウンの夜

帰宅して、みんなで一息して、今日のCLUBのゲストの確認をtogoにしてもらう。今日はclobarで大きいパーティーがあるらしく、そのパーティーのゲストをtogoの会社の上司のトシくんという人が取ってくれるという。crobarは絶対チェックしてみたいCLUBの一つだったので良かった。

タクシーでチェルシーの西端へ。チェルシーはマンハッタンで最も旬な大型CLUBがあるエリア。
clobarや、向いのQUOSPIRIT、教会を改造したというAvalonDEEP、JAY-Zの高級スポーツ・バー40/40LUTOSから南はミート・マーケットで、cieloPMAPTなどの旬なラウンジが集まる。

crobarは大型CLUBで、シカゴ、マイアミ、ブエノスアイレスに同名の系列店があり、俺の滞在中にチェック出来たフライヤーではerick morillo、ベルリンのboris、DJ Mag 主催による DJ Top 100 の昨年のウィナーとなったTIESTO、明日の土曜がDavid Moralesと毎週末、常にHOTなDJがラインナップされ、基本的にチケットをwebでクレジットで買える。
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この日はHOUSEシーンの大御所Sashaの“Fundacion”で、時間的にも店の前はごった返してた。miroを呼びつけ、合流。
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PVに出てくるCLUBの前のイメージまんまの状況。忘れかけてたパーティー前のドキドキで嫌でもボルテージがアガる。ここで問題発生。俺とryoma、miroはパスポートを持って来たが(USではパスポートがないと基本的にバーや飲み屋も入れない。酒も売ってくれない)、なんとtogoがパスポートを忘れたことが判明。しょうがなく語力を駆使して説得することに。結局、IDチェックする奴が気さくなヤツで、「You are BAKA!BAKA」とからかわれただけで大丈夫だった。さあいよいよ入場というとこでまた問題発生!ゲストリストに名前が入ってないとのこと。トシくんが店の奥でなにやら交渉してるが。俺的にはもうエントランス払っても早く入りたかったが。こんな大きなパーティーじゃあリストロストもありえるなと。
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結局ここもチケットをもらって入る。てゆーかヴェルファ-レ並の入り口の内装。やっぱりCLUBは日常を忘れるくらい楽しむのを期待している多くのお客さんのボルテージを上げなきゃいけないから、内装は一番意識しなきゃいけないんだなと改めて思った。ボディチェックは、デジカメも大丈夫だった(togo曰く普通はダメとのこと)
キャッシャーでまたひと悶着あり(キャッシャーの白人はかなり高慢だった)、やっと中へ。地下に降りてまずセカンドフロアがHIPHOP、真ん中のバーラウンジを抜けてメインフロアへ。
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キャパは1000以上余裕で入るくらいか?みんなアガリっぱなし。とりあえずトシくんにビール奢ってもらう。つーかヤバいねぇ。(当日の模様

4日目④ crobar“DJ sasha Fundacion”~ミッドタウンの夜_e0008481_2445728.jpg中にATMが。NYではどんな妖しいバーとかでも基本的に設置されてた。これじゃあ酔った勢いで貯金を全部下ろす輩も続出しそうだが…



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客層は色んな人種がいたが、基本的には裕福な白人が多かった。メインフロアのバーでは金髪の女のスタッフがヤバい曲がかかるとガンガン踊っちゃってて、オーダーする客はそれを待ってるしかなかった(笑)
でもそういう一つ一つがアガる重要な要素なんだろう。スタッフがメチャ盛り上がっていたら客もどんどんアガるだろうし。
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DJはちょうどSandra Collinsへ。知らなかったが、こいつも有名なHOUSEのフィメールDJ。この日はメインアクトのSashaまでのスピンだが、こいつの始まりはマジで鳥肌もんだった。マジでフロアの客をイントロで手に取るようにコントロールしてた。

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埋もれるフロアで、異常なテンションの白人兄ちゃんに
「Do you have CANDY?」と尋ねられ、ガムなら持ってたが、
「I Don't have」と答えると、なんか捨て台詞を言われた。それをmiroに言うと、「あぁCANDYってマリ●ァナのことだよ」と。つーか本物のキャンディー持ってて渡したらヤツはどんなリアクションをするんだろう?危ない危ない。


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ここがセカンドフロア。HIPHOPはコマーシャルなありがちな選曲でDJもたいしたことなかったが。ホント金持ちそうな客が多かった。アジア系のモロ成金みたいなヤツとか。CLUBも金持ち相手に繁栄させている感じで、ココもBarbara Tuckerのような良質なアンダーグラウンドアクトやDJが数年前から批判していた“金儲け主義な大型CLUB”の中に入るのだろうか?
あと、決まってチャイニーズは服装がダサい人が多かった。なぜだろう?

しばらくtogoとメインフロアを楽しんでると、また今度はtogoに男が「コークあるか?」と声を掛けてきた。コーク?マジで?ここはCLUBん中だぜ?NY行く前にCLUBで平気で×××吸ってる話はよく聞いたが、ここは大型CLUBで厳しめのボディーチェックもしてるし、togoに「つーかヤバいよね?」と現地感覚を確認してみると、「いや、ヤバいよ。」との答え。
隅っこや人ごみの中でヤルのだろうか?でもこの盛り上がり、浮かれ具合は、絶頂を求める気持ちも分からないでもない。
DJはSashaに変わっていた。B1で物販もやっていたが、UKのDJということでNYからみたら外タレDJということになる。

時刻は午前3時を回り、そろそろ出るかということになって外へ。家から横に平行に歩いてきたというmiro曰くcrobarまでに3つはCLUBがあったというw28stを歩く。
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crobarの向かい側のQUO。実はこっちも入る前に人だかりがスゴかった。ここも入ってみたい。

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ここもQUO側にあるCLUB SHADOW。ブラックばかり。HIPHOPだろう。あと、NYでCLUBをチェックしたい方はDeliでTimeOutのNightlife(5.95ドル)というガイドブックを買うのがオススメ。2005年度版はほとんどのCLUBが網羅されていてマップ付きで便利(それでも載ってないCLUBやラウンジも多い、ちなみにNY以外にもアムス、L.A、マイアミ、ラスベガス、パリ、ローマ版もあり)。それ以外にもSHECKY'Sから出てるナイトライフ・ナビゲーターというのもあるけど、PIC UPされたバーが200個載っているだけのものだったりして色々タイプがある。Deliじゃ内容がチェックしずらいので書店でチェックしながら購入したほうがいいかも。もちろんwebで事前にパーティーをチェックしてドレスコードなんかもTELで聞いておいたほうがベター

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7Aveら辺にあった高級マンション。サイドを滝が流れてる。昼間行ったブロンクスやハーレムとは天地の差だ。

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miroんちに行こうということになって、食い物買おうと店に入る。togoが本場のベーグルを食ったほうがいいとチョイスしてくれたが、焼きたてが一個もなかった。奥に巨大なレンジがあり、togoが「温めてくれ」と言うと店員は「今、壊れている」とそっけなく言われて怒ってた(笑)。俺的にはかなりツボった。
ホントこっちの店員はテキトウというか。あるラインのとこ以上のことはまずやらないからね。

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miroんちは生意気にオートロックのマンション。ミッドタウンのメチャ中心部じゃねーかよ。でも部屋は狭い。部屋の半分がベッド(笑)

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リラックスしながら一服する。天井が高いのが良い。しばらくしてmiroの彼氏のキャストンが帰ってくる。彼はカリビアンでピースなヤツだった。カリビアン・スタイルを披露してたがヤバかった(笑)

4日目④ crobar“DJ sasha Fundacion”~ミッドタウンの夜_e0008481_3441617.jpgキャストンの足。基本的にカリビアンはブラックでも穏やかで人懐っこい感じがする。楽しい一時を過ごす。朝も近くなってタクシーで帰ることに。


今日はホントは一人でもAvalonRichie Hawtinのパーティーにマジ行きたかったんだけど、feeが高そうなのと、ドレスコードが厳しそうということで、行って入れない可能性があったからやむなく断念。結局滞在中にAvalonは行かなかったので、絶対次回は行きたい。
by omnifactor | 2005-06-03 22:33 | NYC REPORT 2005